緑内障について

■緑内障について

緑内障とは「視野が狭くなる病気」で、眼球の視神経が何らかの圧力を受ける事でだんだんと視界が狭くなるという症状を持ちます。
人は基本的に両目を使ってものを見るので、片目で見えない部分をもう片方の目で見てカバーするため、初期症状の場合は気づかないことが多く、これはおかしいと思ったときには失明寸前だったというケースも少なくありません。
(この病気に自覚症状はほとんど見受けられないということもそういった症例を増やしている原因とも考えられます)

最近はこの病気が失明の主な原因に挙げられるなど、注意しておかなければいけない病気であると考えられます。


■緑内障と禁忌の薬

緑内障は「禁忌(きんき)」と呼ばれる、「これは使ってはいけない!」という薬が数多くあります。

※禁忌:「してはいけない」の意。医療においては、不適当で患者の予後を大きく左右する術式、検査、投薬などをさす。(参照:wikipedia)

特に「閉塞隅角緑内障」と呼ばれるタイプのものは、目薬一つでも急性の発作を起こす可能性が高い薬が多いために、目の治療以外に病院に行く際は必ず医師や薬剤師への報告の申し出を忘れてはいけません。
様々な病気の薬が禁忌だといわれていますが、その中でも気をつける必要があるのが精神・神経用剤(BZ系の抗不安薬や三環・四環系の抗うつ薬)や中枢神経(抗てんかん薬、抗パーキンソン薬)、循環器用やアレルギー用の薬などです。
その中でも「抗コリン作用」があるもの(目薬ではアトロピンやトリピカミドなどが含まれているものです)は使うと体に異常が怒るケースもありますので、必ず相談を行うようにしてください。


■レーシックと緑内障の関係

最近視力回復の手術として話題となっているレーシックですが、実はこれが緑内障とは密接なかかわりを持っているのです。

まず、緑内障の患者の方はレーシック手術を受けられません。これは、手術中に眼圧を相当に上昇させるために、元々眼圧が高い緑内障を発症している場合視神経など目の組織にダメージを与えてしまうから、といわれています。
また、レーシックを受けた後に緑内障になると人間ドックなどの検査でも病気の判定が難しいといわれています。
これに関しては、レーシックに対して高い知識を持つ専門医に掛かることである程度は回避できますので、手術や検査を行う際は腕のいい専門医を探し出すことも重要になってきます。


■緑内障の原因

なぜ緑内障になるのかというと、その原因は「目の眼圧の上昇」といわれています。
これはどういうことかというと、もともと眼球は毛様体という組織で作られる「房水(ぼうすい)」という水晶体や角膜の栄養になる水分で満たされ、これは房水排出部を通って排出されるのですが、この出口(隅角といいます)が何らかの理由によってふさがれて出られなくなったために眼球内に房水がパンパンにたまってしまい、その結果圧力が上がり、病気が発症する...といわれています。

この治療方法は基本的に「眼圧を下げる」ということになりますが、病気の進行状況によって治療方法は大きく異なり、初期症状の場合は点眼薬(目薬)で様子を見たりするようですが、かなり進行している場合はレーザー手術や外科手術に踏み込むこともあるそうです。

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